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2018.03.11

試合

J2第3節 大分トリニータ戦 監督・選手コメント

2018明治安田生命J2リーグ 第3節
3月11日(日)14:03キックオフ @シティライトスタジアム

ファジアーノ岡山 1-0 大分トリニータ
前半 1-0
後半 0-0

 

得点者
43分 赤嶺真吾


◆長澤徹監督
8,000名を超えるサポーターが集まってくださって、後押しを非常に力強く感じていた。
今、選手にも言ってきたが、もちろん選手が自分の力を出し切ってというのはあるが、サポーターの力を借りて勝たせてもらっているというのも事実なので、そこは謙虚に受け止めるようにと伝えた。
ゲームの方は大分も熟したチームで積み重ねもあるし、そういう意味ではゲーム自体は少し堅めになるのではないかと思っていた。ミラーゲームで、システムも正面からかみ合わせた形になるので、そういう中でゲームの勝敗を分けるのは、基本的にはいつもそうだがセカンドボールで、そこは前半から支配できていて、そこから攻撃に移りたかったが、ちょっと風の影響でいつもならピンポイントで前に送れるところが少し戻り気味のボールになったりで、同時にディフェンスラインも少し風を気にしてラインを深めにとった分、ちょっとポイントができて危ないカウンターっぽいのが何本か入りそうになっていたが、無理やりラインを上げるのではなくて状況見ながらやっていたことなので、それは良しとしていた。
そういう中で一次攻撃をかけて拾いなおして、相手のウィークポイントの位置を突いていたんで、そこを赤嶺選手がよく見つけていて、よく点を取ったと思う。
後半に関してはある程度戦い方を設定して、カウンターで一刺し二刺ししなければならなかったところだが、相手の交代選手の川西選手など、スキルの部分で少し後ろに重心がかかってしまったところはあるが、点差を1点抱えていた部分もあったので、我慢できるだろうと見ていた。
そういう意味では勝点3は拾えたが、選手にももっと厳しくやらなければいけないことはたくさんあるという話と、そういうことをお互いに要求できればいいということを厳しめに言ってきた。
点を取ったのは赤嶺選手だが、3月11日ということで、彼自身、仙台で被災した人間で、思いは強かったのかなと思っている。
思い出すのが、当時彼に電話したらちょうどつながって、本当に真っ暗な片隅みたいなところで会話をしたが、口数は少ないが相当な思いをもってピッチに立っていたと思う。
そこも含めてだが、次アウェイで連戦に入るので、ここをまた全体で乗り切らないといけないと思っている。
とにかく言い続けているのは、契約している選手全員で攻めて守るということを貫き通して、厳しいアウェイに踏み込んでいきたい。


◆後藤圭太選手
前半の終了間際に1点取れて、良い形で前半を折り返すことができたが、後半守りながら追加点を取ることができなかった。無失点で終われたことは良かったが、他のチームは成長していくので、追加点はチームとして必要だと感じている。
(3試合連続無失点について)個人個人が責任を持って仕事をこなして、隙の少ないチームができているという感じがある。
(3月11日を迎えて)僕自身にできることは自分の目の前にある90分のゲームを全力で戦うことだと思っていた。そこはしっかりできたし、来てくれたサポーターの皆さんも喜んでくれたと思うし、これが自分自身にできることだと思う。
次は前所属の松本山雅FCが相手だが、必ず勝って次に繋げたい。


◆澤口雅彦選手
前半は自分たちのペースでできたが、後半は押し込まれる時間帯が続いてしまったけど、無失点で終われたことは良かった。
(3月11日を迎えて)僕の実家も茨城で家が傾いたりしたし、サッカーができる幸せを感じながら、日々、この日に限らず毎日を大事にしながらやっていきたい。
(次戦に向けて)連勝できているが、それは忘れて1戦1戦やるだけ。


◆赤嶺真吾選手
前半の押し込んでいる時間帯に得点を取れたことが良かった。前半で取ることができたので、後半は若干押されてはいたが、気持ち的に余裕を持てた展開だった。
ゴールは自分のタイミングで振り抜けたし、入って良かった。
ホームでのゴールは嬉しいし、チームが勝ったことが何より良かった。1試合1試合みんな勝ちたい気持ちで強く臨んでいるし、日ごろの練習から強い気持ちで競争ができていると思うので、試合に出た選手たちがそれをピッチで表現できていると思う。
(3月11日を迎えて)当時は自分も仙台にいて被災者だったし、今でも覚えている。まだ現役でサッカーがきる喜びを感じるし、東日本大震災は忘れてはいけないこと。仙台は離れたが、試合に出たり今日のようにゴールを決めることによって応援してくれている方が観てくれていると思うので、1試合でも多く試合に出たいし、1試合でも多く点を取れるように頑張っていきたい。
(ここからの)アウェイは難しい戦いになると思うが、1つ1つみんなで乗り切りたい。

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