【J2 第3節の試合結果】
3月5日15:00キックオフ @ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリーホック 1-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 1-0
42分 木村太哉
50分 武田英寿(水戸)
■木山隆之監督
昨年J1で戦っていたチームとの2試合を終えて、ここから本当の意味でJ2のリーグで簡単な試合は一つもなく、どれだけ自分たちの力をホームでもアウェイでも出せるかだと選手たちに話をして1週間を始めた。
試合の内容は、立ち上がりの水戸の圧力が良くて苦労したが、自分たちがハーフウェイラインを越えたときはチャンスを作れていて、1点良いゴールも取れたし、前半は耐えるところは耐えながらも自分たちのプレーができた。後半も守りに入らずもう1点取りに行くこと、タフに戦うことを話して入ったが、失点は本当にもったいなかった。自分たちのボールにしたところを奪われて、立ち上がりだったしはっきりしたプレーをすべきだった。
そこからは自分たちがボールを持つ時間、相手が攻める時間もあり、どうなるかわからなかったが、最後にホームのチームが圧力を持ってきた中で、交代をして自分たちの形を守ろうと努力した。仙波はボールに絡んで前に運んで、守備も負けずに本当によくやってくれた。決断をしたのは僕だが、ルカオは少し試合出場までの期間が短かった。ただ今は手が無くスクランブルで連れてきたが、そこでパワーを出せなかったのは我々としては痛かった。
次からホームが2試合続くし、途中から出た選手たちもコンディションやパワーをあげて、代表選手たちが帰ってくるまで粘り強く勝点をとっていけるようにやっていきたい。
■木村太哉選手
右サイドに入ってからはチャンスを作れたが、左サイドでのプレーが良くなく、もっと簡単にやるところの質の部分は技術のところなので、自分の苦手が露呈してしまった。自分のプレーにもいら立ってしまったし、メンタルの部分でもまだまだ。
(ゴールは)味方が頑張って繋いできてくれたところを押し込むだけだった。試合前から逆サイドのクロスにはしっかり入ろうと意識をしていたので、前ですらしたボールを決められたところは良かった。昨年のゴールは取り消されてしまったので、ゴールを決められたのは良かったが、ゴールを決める前までのプレーは自分自身でも0点としか言いようがなかった。ゴールを決めた後は気持ちも盛り上がりプレーもよくなったが、ダメな時にどう盛り返していけるかが課題。
1年目と比べても早い段階でゴールを決められたのは自信にはなるが、チームを勝たせられなかったことは先発で出ている以上責任がある。アシストできるシーンもあったので、最後の質やシュートを打つ姿勢、そういう部分をあげていきたい。
代表に行った二人と同じプレーをする必要はなく、自分の良さをどれだけ出せるかだし、右サイドでは出せているので継続して、左でも出していけるように落とし込んでいきたい。
ホーム開幕戦も引き分けてしまったので、次はホームで勝つところを見せられるように、自分が出るチャンスをもらえればゴールやアシストという形で貢献して、チームとしても勢いを出せるように勝ちにこだわっていきたい。