4月16日14:00キックオフ@ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 1-1 ファジアーノ岡山
前半 1-0
後半 0-1
11分 中島元彦(仙台)
48分 佐野航大
■木山隆之監督
スタートでミスを突かれて得点を与えてしまったので、難しい試合になった。
ただ、そこで落ちずに我慢強くやりながら、前半も少しずつ自分たちの活路を見出せそうな感じとなり、後半に入る前にやるべきことを選手たちに伝えて1点取れたことは良かった。
どちらに転んでもおかしくない展開で、我々にもチャンスがあったし、逆に押し込まれた状態でサイドを突かれたこともあったし、勝負のところは紙一重だった。我々にとっては勝ちたい試合だったが、厳しい状況から同点に追いつき、そこから活路を見出そうとしたことはポジティブだった。引き分けがものすごく続いていてネガティブな発想になりがちだが、紙一重のところまでは来ているので、もう一度しっかりトレーニングをし直して、次の試合に挑んでいきたい。
■佐野航大選手
相手にもチャンスはあったが、自分たちにもチャンスはしっかりあった。前が決めていれば、勝てた試合だった。
今日の前半はボールを握れてはいたが、ランニングの部分や出し手が出せなかったりしたので、ゴール前にはあまりいけなかった。後半は木村選手や櫻川選手が粘ってくれたので、前半よりは比較的前でボールを持つことができた。
(ゴールは)あの時は中にしっかり人数をかけて入っていて、櫻川選手に相手が食いついたので背後にボールがこぼれてくると思い、信じて走れたことが良かった。浮いたボールだったが、シュートを打てるところにボールを置けたので、枠に入れることだけを考えて振りぬいた。自分自身のゴールがしばらくなかった中で、ここで取れたことは次につながる。ただ、もう一つチャンスはあったので、あそこで冷静に打てないとチームを勝たせられる存在にはなれないと感じた。
自分が代表から帰ってきて試合に出てからはずっと引き分けているので、責任は感じている。ただ、今日ゴールを取れたことは個人的にプラスになる。次はホームでできるし、一つ勝つことができれば波は来ると思う。山口戦でしっかり勝って、波に乗りたい。