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2024.06.09

試合

J2第19節 鹿児島ユナイテッドFC戦 監督・選手コメント

6月9日19:00キックオフ@シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 1-1 鹿児島ユナイテッドFC
前半 0-0
後半 1-1

55分 ンドカ チャールス(鹿児島)
70分 岩渕弘人

入場者数:5,480名


■木山隆之監督
天候が良くない中、5,500人弱の方々に来ていただき、喜んで帰っていただきたかったが、残念ながら勝点3は取れなかった。
試合全体としては、得るものもあり、逆に自分たちの良い部分が出せなかったという面もあった。
立ち上がりに何回か決定機があったので、そこは決めたかったし、その後もチャンスを作らなければならなかったが続かなかった。 守備に関しては、もちろん鹿児島のビルドアップも上手で、我々の出方を見ながらポジションを変えていたが、それもある程度アジャストしてしっかりできていた。
私がテクニカルエリアで感じたのは、五分五分のところで相手チームの必死さを我々がテクニカル部分や戦術の部分、もしくはファイティングスピリットのどれかで上回ることができていたかというと、そうでもなかったので、前半はボールが相手チームの方にこぼれることが多かったり、そこを回避して最初の守備ラインを越えた時のチャンスも思ったようには出せなかった。
ただ、立ち上がりに1つゴールを決めていれば違ったが、それは勝負なので試合に勝つということを考えたら、もっとチャンスを作らなければならない。
後半は、シビアな試合でも簡単に得点を与えないことは、我々チームの勝利のためにはマストだが、ミスで相手に得点を与えてしまった。焦れて失点してしまった時点で、本来であれば負けゲームなのだが、1点を返せたことは良かった。ただ、勝利を持ってくるためのゴールやチャンスをたくさん作れたかというと、そこまでではなかった。逆に流れとしては、決め切れなかったところから失点して、負けてもおかしくないゲームだったとも言えるかもしれない。そこは自分たちにもう1回ベクトルを向けて、何かやらなければならないということを感じた試合だった。
久しぶりに鈴木喜丈が復帰して、そこで落ち着きや守備の強さを出せたり、攻撃につなげる部分はプラスだったし、その後に出場した藤井葉大も非常に落ち着いてプレーをしてくれたというこの二つは非常に大きな収穫だった。


■岩渕弘人選手
試合については、自分たちのミスで難しくしてしまった。失点もそうだし、それ以外の部分でも自分たちのミスが多かったので、もっとこだわらなければならない。
得点シーンは、田中選手が前を向いた時に、間に相手がいたので難しいと思ったが、股抜きで良いボールが来てトラップもうまくいき、キーパーが出てきているのが見えたので、タイミングをずらしてループでシュートをした。
4試合連続のゴールは嬉しいが、勝たなければならない試合だったので、そこは悔しい。
やはり、前半に1点を取れなかったのが難しくしてしまった。チャンスが結構あったので、それを決め切るだけで試合は変わる。そこは出場した選手は最初から点を取るという強い気持ちをもっと持たないといけない。
後半戦にむけて、1試合1試合を全力で戦えばJ1昇格ができると思うので、みんなで戦っていきたい。