6月16日18:00キックオフ@えがお健康スタジアム
ロアッソ熊本 0-1 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-1
90+4分 末吉 塁
■木山隆之監督
試合は、前半はある程度、自分たちが思ったような展開ができていたが、ゴール前の部分で、もう少し厳しい所にボールを入れていく回数や、クロスに入る形が作りきれず、なかなか点が取れなかった。
後半はそういったところを少し促して送り出したが、前線の守備の量も少し落ちて、逆に相手チームの方にボールを運ばれる機会が増えた。
我々も交代をして、パワーアップしてからは一進一退だったが、最後に頑張ってボールを運んで、サイドからクロスを入れてシュートまで持っていったところが、自分たちの方に転がってきてゴールになった。
前節のホーム鹿児島戦で、1つ大きなミスで追いかける展開になり、その後に追いつけたが、なかなか追い越すパワーが出せなかった悔しい試合で、その後の天皇杯では、もっと厳しい内容だったので、そういった意味では今日は何がなんでも勝つということに関して選手たちは意地を見せてくれたので、そこは良かった。
いろいろな課題を持ちながらだが、後半戦の最初に1つ取れたので、しっかりと準備して次のホームの試合に臨んでいきたい。
■末吉 塁 選手
ゴールシーンは、最初に右足でシュートを打とうとしたら、それが被ってしまい、もう1回シュートを…と思い左足ですぐに打ったら、それが相手に当たって入った。気持ちで入れたという感じだった。
この試合に向けて、自分たちはどのようにして攻守をしてきたか、どのようにして前向きにプレーしてきたかなど、チーム全員でミーティングをして見直し、もっとやっていたことを再確認して、練習からもう1回やり直そうと気持ち上げていた。
自分のプレーについても、少し考え方を変えた。やはり対策もされていて、常に2人のプレッシャーを受けたり、簡単に縦に行かせてくれないシーンが増えている中で、もっと周りを簡単に使って自分が走るなど、やるべきことをもう一度やろうと思っていた。
自分の得点についてはずっと課題に感じていたが、今日1点が取れて、少し心のモヤモヤした部分が晴れたので、ここから勢いを持って自信を持ってやっていきたい。
ここから、どの試合も難しくなるのは当然なので、相手というよりは、自分たちにベクトルを向けて、勝利できるようにもっと意気込んでやっていきたい。