ファジアーノ岡山、2011シーズンの幕開けである沖縄キャンプから1週間。
颯爽とした顔つきのファジ戦士たちが、九州の根っこ、ここ鹿児島の地に降り立ちました。
今日から2次キャンプである鹿児島キャンプがスタートです。
キャンプ地である、かごしま健康の森公園運動広場に到着したチームは、地元鹿児島市からの歓迎レセプションで迎えられます。
しかし、ファジアーノを歓迎したのは温かい鹿児島の皆様だけではありませんでした。
予想外の寒さが歓迎します!
最高気温が8℃に満たない気温と強風の中、選手たちはピッチに飛び出してゆきます。
歓迎レセプションでは笑顔が溢れていた選手たちも、いざ練習が始まると、キリリと引き締まった表情で一つ一つの練習に向き合ってゆきます。
キャンプ初日の練習はボールポゼッションのパス回しから始まり、8vs8の試合形式まで展開してゆきました。
単純な「ボールを止める・蹴る」の動作の中にも繊細さとダイナミックさ、そして正確性が求められます。
選手・スタッフが一体となって、テンポよく、しかし練習の質にこだわる濃密な2時間が過ぎてゆきました。
夕日が差し込む鹿児島の空の下、緑の芝生の上に映えるえんじ色の選手たち。
今シーズンは岡山の空に何を届けることが出来るのでしょうか。
歓喜、声援、情熱、感動、そして夢。
2011シーズン、Jリーグ開幕まで残り3週間となりました。
ファン、サポーター、そして選手自身。
みんなの「思い」が結集して、ここ鹿児島での戦いが、いよいよスタートしてゆきます。