ファジアーノ岡山U-18、U-15では10月27日(日)に蒜山登山を行いました。
登山の目的は、登山を行うことにより、自然に対する感性を磨き、U-18・U-15合同で実施することで、年代を越えた協力関係を築き自主性や人に対する思いやり、友情などを育み、社会性を培うことでした。
登山は蒜山三座の中の中蒜山登山でした。U-18選手36名、U-15選手54名、スタッフ7名、総勢97名で登山を体験しました。2つのカテゴリーが合同で行うということもあり、U-18・U-15が混合で4グループのチームを作り、さらにその中でバディを形成し、上級生が下級生を気にし、助け合う場面が多数見られました。
ほとんどの選手が初めての登山で、コンクリートで舗装された道とは違う、木の根っこや大きな岩や川、泥道、急な坂道などに驚いていました。普段では考えられないような険しい道を登り、選手たちも「こんなに険しいとは思っていなかった。」「こんなに高いとは思っていなかった。」と、日常では考えられない体験に戸惑い気味でした。
しかし、頂上に到達する頃には一変して絶景に喜ぶ姿や、登山の前までは話をしたことなかった選手たちが楽しそうに喋ったりしている姿を見ることが出来ました。
下る時は濡れている地面に滑ったりこけたりする場面が相次ぎましたが、その都度、上級生が手を差し伸べる姿や時には下級生から「大丈夫ですか。」などの声を聞けたり、滑りそうな場所に来ると後続のグループに「ここ滑るから気をつけろよ。」など思いやる気持ちが芽生えていた事に気付きました。
そして、麓で記念写真を撮る頃には登山への達成感から心が通い合う姿を見ることができました。今回の蒜山登山を通して、目的を果たすことができ、怪我なく無事終えることが出来ました。
最後になりましたが、登山にご協力していただいた保護者の方々、アテンドの方々には素晴らしい機会をいただき、感謝しています。ありがとうございました。