17日朝5時、まだ夜明け前で真っ暗中、選手たちは八十八ヶ所の巡礼にスタート。
それぞれの班で計画をたてて霊場を巡るので、班の中でのコミュニケーションや判断が重要です。
特に、険しい坂道などが待ち構えている14ヶ所の山岳霊場をどういった順で回るかが大きなポイントとなります。
1日2回の干潮時のみ渡ることができるエンジェルロードを徒歩で渡り、自転車に乗り出発です。
とにかく前へ前へ、自転車を漕ぎます。
険しくて長い坂道は、押して歩くこともあります。
素晴らしい景色が見える山岳霊場も。
ハードなサイクリングの疲れを、少し忘れることができます。
休憩と次の地点への計画を兼ねつつ、行動食(シリアルやチョコレートなど、食べやすくエネルギーになりやすいもの)を食べてエネルギー補給をします。
すっかり日が暮れて、この日の宿泊地であるキャンプ場へ到着するメンバー。
雪まじりの雨に見舞われた選手は、かなり体力を奪われた様子。
到着した班から、晩御飯の準備をします。ガスバーナーでご飯を炊き、キムチ鍋を作りました。
時折雪が降るとても寒い中で食べる温かい食事は、自然と選手を笑顔にします。
早く到着できた班は、まだ戻っていない班のためにテントを立てました。
班を超えた、チームワークを垣間見ることができました。
この日も食事の後には全体で反省会を行い、その後それぞれの班に分かれて明日の計画をたてました。
八十八ヶ所巡礼後は、19日の8時までに、余島の宿泊施設を目指します。余島には、エンジェルロードを渡らなければ戻ることができません。エンジェルロードができるのは、18日夕方の17時から19時までと、19日朝6時から8時まで。
18日に余島へ戻る計画をたてる班もあれば、メンバーの体調などに合わせ、テント泊して19日早朝に余島へ渡る計画をたてた班もありました。目標達成のため、班での決断を求められるプログラムです。
過酷な一日の疲れを少しでもとるために早めに就寝する選手たち。
明日も朝5時から出発の予定です。