皆さま、新年あけましておめでとうございます。
2014年も、ファジアーノ岡山に温かいご声援を下さり、誠に有難うございました。皆さまのご支援・ご声援のおかげで、2014年シーズンを無事に終えることができました。
この岡山の地でプロスポーツクラブを運営していくことに尊き意義を感じ、これまで皆さまと共に歩んでまいりました。プロとは日常的に興行を行い、その観客動員数にこそ存在価値があると我々は考えております。クラブとして初めて1試合平均来場数を下回った2014年シーズンは、多くの ことを考えさせられました。
2015年シーズンは、1試合平均1万人の方にいらしていただくことを目指します。チームは、勝利を目指し試合終了の笛が鳴るまでひたむきに走 り続けます。フロントは、ホスピタリティ日本一を目指し、安心・安全でより多くの皆さまに楽しんでいただける環境作りに努めます。「勝っても 負けても1万人」「晴れでも雨でも1万人」、この大きな目標を、皆さまと共に追いかけたいと思うのですが、いかがでしょうか。2007年、 2008年のような、怒涛のようなうねりを皆さまと共に作っていくことが、チームの大きな後押しになると信じています。
2015年シーズンより、長澤徹監督がトップチームを率いることになりました。ファジアーノ岡山ネクストは、日本フットボールリーグ(JFL)2年目を戦います。そして、U−18、U−15に引き続き、いよいよ今年4月より小学生年代のU−12が発足することになりました。入団する 新4年生が卒業を迎える時、小学生からネクストまでの育成ピラミッドが遂に完成します。また、ファジアーノ岡山が行う出前サッカー教室は、年々回数が増えており、年間150ヶ所以上、1万人以上の子どもたちと触れ合っています。さらに、ファジアーノ岡山サッカースクールの児童もほぼ 1000名にまで達しました。100年続くクラブの土台は、ゆっくりと、しかし、確実に整いつつあります。
クラブが創設100周年を迎える2103年から見た2015年は、果たして、どのように映るでしょうか。クラブがこれから刻む長い歴史の中で は、たったの1ページかもしれません。しかし、その1ページには、その1年に勝負を賭けている選手・サポーター・スタッフ・フロントの生き様が凝縮されています。そして、その積み重ねこそが、クラブの格を作っていくと我々は考えています。「歴史を変えた年であった」と、後世に語り継 がれるような1年を、皆さまと作りたいと願っております。
2015年シーズンも、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。