1月14日早朝、ファジアーノ岡山のシーズンインを告げるウインターキャンプが昨年に引き続き、小豆島で始まりました。このウインターキャンプはチームの一体感を高め、より強い集団になるために毎年取り組んでおります。
選手たちは緊張が入り混じった表情で船に乗船し、活動場所へ到着。
先頭を切った加地選手
一呼吸を置き、すぐに活動開始です。
最初はアイスブレイクという緊張をほぐすことからスタートしました。
大根抜きと称されたアイスブレイクゲーム
アイスブレイクで緊張もほぐれ、ここからは6つのグループに別れて、いよいよメインであるASE(Action Socialization Experience)がスタート。ASEは2日間で18個のアクティビティが用意され、その一つ一つに課題があり、それをグループで達成していくものです。それぞれのアクティビティにはリスクや難易度によって星が設定され、その獲得した星の数をグループ間で競います。
実際にASEを実行する前に、昨シーズンの『課題』とそれに対する『克服法』を全員で具体的に確認しました。その出た『課題』をどのように『克服』するか。それをグループごとにASEで実践します。
丸太上で課題をクリアするアクティビティ。先頭と最後尾が入れ替わるなどの課題が与えられる。
前の切り株に置いてあるロープを地面につかずとるもの。苦戦するグループが続出。
3本の手、4本の脚のみを使用し、決められたゴールまでたどり着くことが課題。肩車をするグループも。
意見を出し合いアクティビティをクリアした時の表情は、達成感で一杯。
夜には、ASEの各グループで振り返りをした後、それぞれ自分のリーダーシップタイプを分析。リーダーシップタイプを大まかに4つに分けたグループに選手は別れ、グループごとにリーダーシップタイプに合う動物を話し合った結果、「闘牛」「鷹」「カメレオン」「猫」の4つとなりました。それぞれのグループが自分たちのリーダーシップタイプを分析したのち、自分たちのグループと相性の良いリーダーシップタイプはどのタイプかなどを話し合い、発表。
例えばスイッチが入ると熱くなるが、そのスイッチがなかなか入らないタイプと自分たちを分析した「鷹」グループは、「能ある鷹は爪を隠す」から鷹をグループを表す動物に選択。相性の良いグループは「闘牛」。闘牛は意志が強く情熱的という分析から、鷹のスイッチを入れてくれるとして、相性のいいグループと発表しました。
それぞれに合ったリーダーシップを翌日のASE活動に、どのように活かしていくかを確認し、1日目は終了となりました。
2日目の最終日は、再びASEのグループに別れ、1つでも多くの星獲得を目指します。