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2016.06.20

試合

J2第19節 ツエーゲン金沢戦 監督・選手コメント

◆長澤徹監督
平日にもかかわらずサポーターの皆さまが応援に来てくれて、非常に感謝している。選手にも言っているが、こういう平日に来てくれるというのは、我々のためにすべてを捧げてくれるサポーターの方が来てくれている訳で、その人たちにいつものように何とか誇りを持って帰ってもらおうと送り出した。いつも本当に感謝している。
ゲームの方は、金沢のロングボールからセカンドに入ってきてとか、本当に徹底した戦術に対して非常に粘り強く戦っていたと思う。ただ我々としてはそういう部分をやはりきちっと上回っていくという意味では、後半最初の失点は全体で猛省しないといけない。粘り強く戦っていた分、何ともない競ってからのこぼれという部分を反応しきれなかったことに関しては、二度と無いようにいい薬として今回しっかり学んで次に進んでいきたい。
徹底した戦術とか勝点のためになりふり構わずくる相手を、今までだったらこういうゲームで先に点を取られたらそのまま敗れるのが今までだったが、一瞬だが矢島がリスクを冒してワイドに2枚いることを確かめて内側に打ち込んだパススピード1本で押谷が抜け出てPKという部分は、相手を外して動き出したところを見逃さなかったプラス周りが的を絞らせないように動き出していた部分に関して、一瞬だけは評価しても良いと思う。
ただやはりこういうゲームを上回りたい。そういう意味ではまだまだ我々には課題がある訳で、しっかりとこういう部分をみんなで反省して、最終的にはこういうゲームを勝ち抜けるようなチームに成長していければと思う。

 

◆押谷祐樹選手
相手に引かれてブロックを組まれた時に、やっぱり点を取れないというのは今年も課題だと思うし、コーナーキックは多かったのでそういうチャンスで決め切れば流れが変わったという部分はあった。
矢島選手が良いボールをくれて、トラップがしっかりできていればそのままゴールに行けるボールをくれていたので、そしたら矢島選手にもアシストが付いて喜んでいたと思う。ちょっとトラップミスしたけどキーパーが出てきたのが分かったので、どうすることもできないなと思ってうまくPKに持っていけたと思う。
今年の自分のPKは取れそうで取れないというPKになっているが、入れば一緒なのでいいかなと思う。
(次節の)讃岐は去年も勝ち越せていないので、今年こそ勝ち越したい相手だし、ダービーということで難しい試合に毎試合なっているので、絶対にそうなると思うけど何とか乗り切って勝っていきたいと思う。

 

◆矢島慎也選手
(PK獲得となった)スルーパスは、スピードもコースも良かったと思う。点に繫がったことは良かった。
(勝点1については)最低限取れて、追い付けたことは良かった。でもどんな試合でも自分たちが目指す目標に関して言えば、勝ちしか求められていない状況で、こういう試合を勝ちに持っていけないと上で戦っていくのは難しくなると思う。
(次戦に向けて)今日はボランチのところで不用意な位置でボールを取られているシーンがあったので、それはなくしたい。ノーミスで試合を終えたいので、ああいうシーンは自分でキープするのか、味方を使うのかという判断をしっかりしたいと今日は一番思った。
あとは片山選手のところが空くシーンが多かったけど気付くのが遅くて、もう少し自分のところから対角にロングボールとか合わせていけば、そこを入れ始めたら相手は広がってきて、間のスルーパスも生きてくるので、気が付くのが遅かった。あれを前半からやりたかった。

 

◆岩政大樹選手
謙虚に考える必要があって、J2のチームはそんなに差はないし、勝点はきちんと積み上がっている。
今日は相手のリズムに対してチャレンジのパスを出す選手が限られていて、寄せて来ないからといって、ボールは繋げるが繋ぐことが目的ではなくてリズムというか、自分たちで取りに行くリズムというか、今年は後半の得点は多いが、前半は様子を見ているような自分たちで相手をコントロールしようという思いが強すぎるかなと思う。昨年には無かったことなのでいいことではあるが、もっとアグレッシブにいかないと自動昇格を考えるのであれば、相手を圧倒できるようなチームでないと2位以上なんてものにはなれない。それだけの勝点を取るためには、90分を通して相手を圧倒するということにまず力を注ぐべきだと思う。
プレーオフ圏内を目指すのであればこの戦いでいいのだろうが、勝点数は毎シーズンほぼ決まっていて6位以内は60くらいで、その勝点は今の戦い方で十分取れると思うが、昇格を目指すのであれば、プレーオフでも上の方の順位でなければいけないし、自動昇格となれば70、80と取っていかないといけない訳で、42試合で計算していけば勝点1では駄目なわけで、勝点3を毎試合取る戦いというと、やっぱり相手をある程度圧倒してチャンスを多く作ってということに舵を切っていかなくてはいけないところで、そこはまだまだ足りないところ。
シーズンは半分しか終わっていないし、チームも個人も成長していかなくてはならない。成長していく選手に引っ張られる選手が増えていかないとチームの勝点は積み上がっていかない。自分の殻をどんどん破っていかないと、今まで僕たちはJ2にいた選手たちだから、J1なんてそんな簡単ではない。ここから上に上がっていくのであれば、自分の常識をどんどん打ち破ってどんどん伸びる選手が出てこないと届く訳がない。そういうものは結果が出てから届く訳ではない。自分たちでどう殻を破っていくのかというところで、昨年からの殻は一つ破っていると思うが、後半戦に向けてもう一つ先に進んでいくのか、ここで終わってしまうのかというところに、どうそれぞれが挑戦していくのかだと思う。