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2016.07.24

試合

J2第25節 モンテディオ山形戦 監督・選手コメント

◆長澤徹監督
ゴール裏でファジアーノのサポーターが応援してくれて、本当にありがたく思う。週末のナイトゲームにもかかわらず岡山から来てくれた皆さんが、誇りを持って帰路に着けるのはホッとしている。
ゲームの方は、色んな意味で我々の一体感が試されるゲームだった。ある程度相手のペースを頭の中に入れながら、こういうゲーム展開は予想していた。ただ今日のメンバー構成だと粘り強さは一番の武器であり、それをやりながらセットプレーで押し込めたのは、ずっと積み上げたものができたと思っている。
この連戦で前節も押し込めなかったが、選手に言ったのは一切変えないと。ポストに嫌われたり、決定的に抜け出て入らないシーンはあるが、それをしっかり磨いていくだけでやり方も一切変えない、今のやり方を貫いていくというメッセージを出した。選手もその通りしっかりと堅守速攻、堅守遅攻ということで、山形のパワーをしっかり吸収してゲームを進められたのは、また半歩だが前進しながら進んで行けたと思う。
今日の勝利で去年の12勝に届いた。ここから上乗せしていかなければならない。自分たちの努力をしっかり形にできるように、もう一度アウェイの北九州が続くので、一番大事なのは選手にも言ったが、来週のトレーニングからいい準備をして入って行って、粘り強さを武器に戦って勝点を持ち帰りたいと思う。

 

◆豊川雄太選手
最近で一番嬉しい。僕がずっと外してきてチームにも迷惑をかけてきた。それでチームもいい状態ではなくてずっと勝てない試合が続いていたので、今日はみんなで勝ち取った勝利だと思う。
出た時間帯で結果を出すことだけを意識した。(得点シーンの)フリーキックは最初蹴りに行こうかと思ったけど、岩政選手が「中に行け」と言ったので、ゴール前に行った。岩政選手は「俺のおかげ」だと言っていた(笑)。あれは岩政選手の経験だと思う。あの時はボールが来そうだと思ってあそこに動き出したが、うまく当たらず逆にそれが良かった。入って気持ちが良かった。
矢島選手がいなくなって勝てないと言われるのは嫌なので、リオに行けなかった僕が結果を出して、矢島選手がいない間に勝ち続けることは大事なことなので頑張った。
(今週は選手でミーティングをしたそうですが?)負けている時間帯にバラバラになってうまくいかない時間帯もあったりしたので、岩政選手を中心に話し合った。今日は一体感を見せられて良かったし、選手一人ひとりが戦っていた。ベンチから見ていてもそう思ったので、僕も何とか力になれたらと思った。

 

◆島田譲選手
(ゴールシーンは)蹴る前に岩政選手と相談して、だいたい狙い通りに蹴れた。その前に2本コーナーキックがあって、ある程度感触を掴んで蹴れたのでそこは良かった。
苦しい時間帯が多かったが、ファジアーノらしく粘り強く戦えたと思う。こういうゲームをものにできたのは大きいので、続けていきたいと思う。
矢島選手がいないから勝てないと言われるのは悔しいし、矢島選手がいない時にしかできない戦い方とか、矢島選手がいなくてもできることをみんなでやるとか、そういうところでチーム全員で補って今日みたいに一体感を持って戦えれば勝ち筋はいくらでもあると思うので、連勝していきたい。

 

◆篠原弘次郎選手
一致団結して、最後まで勝利を目指して戦った結果が勝ちに繫がった。
ある程度は押し込まれる想定もしていたので、慌てることなくプレーできた。落ち着いて対応できたと思う。相手のフォワードはパワーがあって一人では止められなかったが、チームとしてチャレンジ&カバーをして対応ができた。危ないシーンも作られたが最後はゴールを奪われなかったので良かったと思う。
勝ちが遠ざかっていたので、しっかりチームとして戦おうという風に臨んで、こういう風に勝利を掴めてかなり大きい勝利だったと思う。
アウェイが続くがやることは変わらないので、チームとして一致団結して1戦1戦、戦っていきたい。