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2016.08.07

試合

J2第27節 徳島ヴォルティス戦 監督・選手コメント

◆長澤徹監督
10,443人のサポーター含めお客さんが入ってくれて、皆さんに誇りを持って家路に帰ってもらうのが常に考えていることなので、それに関しては勝点3が取れてホッとしている。
ゲームの方は、徳島は(シーズン)前半戦の徳島ではなく完全にバランスを取り戻して、(シーズン)後半戦に入ってからの戦い方はJ1にいたチームだし、補強も含めてすごく組織的で前線のパワーが鋭く、本当に強力な相手だった。
そういうチームに対してどう戦うか、思い切ってやるしかないと今日は選手を送り出した。その中で、全般的には相手の攻撃の組織を少し止めるために3つぐらい手を施していったが、それがうまく機能した中で先取点をコレクティブなカウンターから取れた。最後のシュートシーンなんかも非常に冷静に入って行けたと思う。ただそこから先のカウンターのシーンで、少しファイナルタッチとか最後の所で仕留め切ることができず、どちらに転ぶか分からない展開になっていったのは、まだまだ我々は政田でやることがあるなと思っている。
ゲームはそこから徳島との手の打ち合いになったが、基本的には相手のギアチェンジするところをしっかり読み切りながら対応していくこと。あとは対角方向の鋭いクロスとかあったので、あらかじめ読み切って対応することに関しては、まずまずだったかなと思う。
選手にも話してきたが、連勝は連勝で素晴らしいことだが我々の目標は連勝することではなく、きちっとした目的があってまだ道の途中なので、また連戦だし勝点と順位などはここに置いて、また次の愛媛戦で純粋に愛媛という相手に勝つためにみんなで全力を尽くして準備をしたいと思う。

 

◆関戸健二選手
勝つことができて、素直に嬉しい。2012年の最終節以来のゴールだが、自分がゴールを取れたことよりもチームが勝つことできて嬉しい。
赤嶺選手からいい形でボールが入って伊藤選手が打つかなと思ってこぼれ球を狙いに行ったが、伊藤選手が僕のことが見えていたみたいで、いいボールを上げてくれたので、枠の中に押し込むだけだった。(ゴールした後は)伊藤選手にありがとうと言いに行った。
(これまで怪我もありましたが?)続けていくことが大事だなと思った。今シーズン、そこまで良いパフォーマンスは正直できていないが、守備面でポジショニングなど走ったりする基本的な部分は頑張れていると思うので、そこから攻撃的なところでもっとチャンスを作ったりしていきたい。
(3連勝ですね?)切り替えて、次の1戦に全部をかけてやりたい。毎年毎年J1を目指して全力でやっているので、今年こそはJ1に行きたいと思ってやっている。
100勝はこれまでのファジアーノみんなで積み上げてきた記録なので、これからも積み重ねてファジアーノの歴史を作っていけたらと思う。

 

◆伊藤大介選手
ここ数試合、ホームで勝てていなかったので、勝てて良かった。J1に向けて目標を持ってやっているので、チームの雰囲気や状態はすごく良い。まだまだ目標に到達していないので、上を目指していこうという雰囲気。
セットプレーからも流れの中からも得点できているので、焦れずにまずは守備から失点しないように、今日はチームみんなで奪ったゴールだと思う。
(ゴールシーンは)赤嶺選手がシュートを打とうと思っていたと思うが、最後に判断を変えて僕に出してくれたので、そこで勝負あったと思う。赤嶺選手をずっと呼んでいたらボールを出してくれて、僕も打とうと思ったが、ゴール前を見たら関戸選手がすごい勢いで入ってきたのでキーパーとDFラインの間に速いボールを入れて、関戸選手も難しかったと思うが、良く入れてくれたと思う。
関戸選手は日ごろから試合に出れない時も一生懸命練習している姿を知っているので、そういう選手が今日点を取ってくれて、ファジの100勝目を関戸選手が決めたのは良かったと思う。
連戦だが1試合1試合、目の前の試合を戦うだけだと思うので、連戦ということは置いておいて、目の前の愛媛戦に明日からしっかり準備をしていきたい。

 

◆岩政大樹選手
必ず節目はあるので、それを通過していかないと未来には行けないわけで、これから上に向かっていく時期にそういう節目が来たことは良いこと。
とにかく昇格のためにはいろんなことを自分たちの流れに持っていかないといけないので、こういう節目で皆さんがまた気持ちを一つにする機会になるかもしれないし、「うねり」という言葉を使ったりもするが、流れを作りながらシーズン終盤に向かっていきたい。
1万人入った試合でなかなか勝てなかったので、経験の少ない選手たちには1万人というのは少しのプレッシャーになっていた部分もあったと思うが、今日勝てたということは大きなことで、シーズン終盤に向けて、また皆さん1万人集まってくれると思うで、そういう時期に自信を持って戦えるということでは、いい勝利だったと思う。
1点取って押し込まれる時間帯もあったが、シーズン前半戦のようにベタ引きになっている状態ではなくて、しっかり相手に対応しているという試合の中で時間が進んで行ったということ。それによって相手に大きなチャンスも生まれなかったし、相手が行けるぞ行けるぞという空気ではなく、焦り始めてこじ開けられないなという空気を作り出せたことが大きなこと。
勝ち切れる勝ち切れないは相手もあるので、結果に対して僕たちはあまり考えるべきではなくて、ピッチの中のムードで終盤まで行けるぞという空気を作らせてしまうのか、難しいなという空気を作り出すのかは僕たち次第で、結果というよりムード作りが今日は良かった。
僕たちは1試合1試合戦うしかないし、今考えるべきはこの3連戦の残り2試合、それと千葉戦が終わった時点でJ2は少し(試合が)空くので、この3試合で勝点がいくら取れるのかということ、その時に何位で終わっているのかということ、それによって自動昇格を目指していくのか、ギリギリのプレーオフから昇格を目指していくのか少し見えてくると思う。とにかく今は、暑い8月の残り3試合でどれだけ勝点を拾うかということだけを考えている。
岡山全体のムードは少しずつ変わっていると思う。街を歩いていても食事に行っても、いろんな方が「ファジアーノ頑張っているね」と声をかけてくださったり、ムードは少しずつ高まっているし、これで僕たちが結果を出せたら9月10月11月と岡山の街が面白くなると思う。