この日も朝起きると、雪がうっすら積もった吉備中央町。
冷え込みつつも澄み切った空気のなか、昨日考案した5つのアクティビティのうち、昨日実施しなかった残りの3つの課題に取り組みました。
(初日の様子はこちらから)
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まずはクモの巣というアクティビティ。張り巡らされたロープに触れずに、全員が全て違うロープとロープの間を通り、反対側へ行くものです。
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その次はエレクトリックフェンス。三角形の内側からロープに触れずに、全員三角形の外側へ出ることが課題で、ロープには電流が流れている設定です。
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この日最も時間がかかったのは、ウォールというアクティビティで、道具を使わず、木の壁(この日は約4mに設置)を全員で越えなくてはいけません。最後の一人をどのように引き上げるか、そこが最も難しく、全てのグループが苦戦しました。
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5つのアクティビティを全て終了した午後は、最初にアクティビティを振り返り、昨日の開始直後と、研修を重ねた今ではどこがどのように違うのか、話し合いました。
それを踏まえ、これまで実施した5つのアクティビティの中から、各グループごとに1つを選択し、制限時間やリーダーなどを設け取り組みます。
偶然にも全グループがアイランドという種目を選択。初日に挑戦したアクティビティで、各グループで初日より高難度に設定して、挑戦しました。
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最後のアクティビティが終了した後は、この2日間を振り返るとともに、グループ内のメンバー1人に、どのようにこの2日間その選手が貢献したかを感謝の言葉と、その選手をイメージした自然のものをプレゼント。
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その後、リーダーという立場で今シーズンをどのように戦っていきたいかを、それぞれがキーワードで紙に書き、グループ内で集まったすべての言葉を使用し、文章で発表しました。
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これで、2日間のウインターキャンプの全日程は終了。
このウインターキャンプは、様々な方のご協力により成功することができました。施設をご提供くださった国立吉備青少年自然の家の皆さま、ASEプログラムをコーディネートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
いよいよ18日からは政田での練習が始まり、2月26日の開幕、そして長いシーズンに向かってチームを作り上げてまいります。