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2018.02.25

試合

J2第1節 徳島ヴォルティス戦 監督・選手コメント

2018明治安田生命J2リーグ 第1節
2月25日(日)14:03キックオフ @鳴門大塚ポカリスエットパーク

徳島ヴォルティス 0-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 0-0

 

得点者
27分 塚川孝輝


◆長澤徹監督
最初に、ゲーム前には大杉漣さんへの黙祷もあったが、選手たちにも話したけれど素晴しくサッカーを愛してくれて、岡山のサポーターの方も涙ながらに大杉さんについて話されている方もいて、改めてご冥福をお祈りいたします。
試合のほうは開幕戦ということだが、徳島は完成度が高いチームでプレシーズンのそういう情報もあって、非常に力が充実していると捉えていた。
ゲームはある程度自分たちのボール回収の仕方を整理してゲームに入りながら、自分たちの良さをどう出すかという部分で進めていった。
リードして少し相手の懐に入れなくなったところで徳島の時間ができたが、それも想定内で、プラン通り前気味にプレッシャーをかけながら押し出していこうというところで、アクシデントが起こって、そこからの勝ち筋は耐えるということになったが、そこにシフトチェンジして全員でしのいだゲームだった。
徳島のいいところも感じたし、また折り返しの試合もリーグ戦なので当然あるので、次に対戦するときは大変な試合になるなというイメージがある。
開幕戦だが、まだまだ熟していない部分がたくさんあるし、そういう意味ではもっともっとトレーニングをしていく必要があると実感している。
勝ってよしなのか、これでホッとするのであれば単純な勝点は必要なくて、これを謙虚に受け止めてトレーニングして、次はホーム開幕なので、もっと走れるゲームにしたい。

 

◆塚川孝輝選手
徳島のサッカーがどういうサッカーかをしっかりわかっていたので、自分たちが耐える時間帯もあると思っていて、そういう時間もあってそこを耐えしのげて、チャンスを決めきることができ、頑張って勝つことができた。
(ゴールシーンは)キッカーの上田選手がすごくいいボールを上げてくれて、そこに行ったらボールが来た。しっかり当てたら入っただけなので、キッカーの上田選手に感謝している。
ファジアーノという芯を常にみんなで持っている。誰が入ろうがそういうサッカーを体現できていると思っているので、そういうところには自信もあるし、いいチームになっていると思う。
自分たちは守備からのチームというのもあるので、チームのみんなで声をかけながら、昨年は大事な時間に失点したりすることが多くて、でもしっかり今日は耐えられて、強いファジアーノを見せることができたかなと思う。
連勝してもっと強いファジアーノを示せたらいいと思う。
(プロ初ゴールも徳島戦だったが、)相性は良いのかなと思っている。少し意識していたところもあるが、今言われて改めて思い出した。

 

◆上田康太選手
厳しい試合になるのはわかっていたが、本当に厳しい試合になって、一人ひとりがやるべきことをやれたから厳しい試合だったけど、勝利につながったんだと思う。
後ろからもよく声が出ていたし、チーム全員が守備の意識を高くできたと思う。
相手の良さを消しながら、自分たちが高い位置で取っていい形を作れていたので、そこはすごく良かったが、押し込まれたときにもう一回自分たちの時間にすることができなかったので、そこは課題だなと感じている。
相手がゾーンディフェンスで、塚川選手のあそこのスペースがあくのがわかっていたので、伊藤選手もそれがいいんじゃないと言ってくれてのプレーだったので、チームみんなで考えながらやれたんじゃないかと思う。
(勝って)ひとつホッとしている。でもさらに、ここからもっともっとゴールに絡むプレーをしていきたいし、今日も絶好機を外してしまったので、次はもっと得点に絡むプレーをしたい。
今日はやりたいことをやれたというよりは、やるべきことをやれたという試合だったと思うので、もっともっとやりたいことを、練習だけでなく試合で出せるように積み上げていきたい。
今日の勝利ですごく気持ちよく一週間過ごせるし、前向きにホームの試合に向かえる。皆さん楽しみにしてくれていると思うので、いい結果が出せるように頑張りたい。
10人になる前からちょっとボールを支配されていたので、より我慢しなきゃいけないなというのがチーム全体で意思統一ができたかなと思う。
内容は自分たちがやりたいことがすべてできた内容ではなかったし、まだまだ課題は多いが、この勝利によって次の試合に向けて本当に前向きに行けるのが楽しみ。

 

◆阿部海大選手
素直に出られて嬉しいし、チームも勝って嬉しい。
加入する前からスタメンは狙っていたことだし、岡山に来た理由は自分が成長するためだし、岡山でJ1に昇格するためだったので、出てチームの勝利に貢献できて嬉しい。
立ち上がりの最初のプレーは大事にしていて、そこで強くいってボールを奪えて、今日はリズムにのれた。でもファウルで止めた部分もあったので、それは修正点。
途中で10人になったけど、際で抑えられてチームとしても個人としても嬉しい。
スタジアムに入ったときは緊張していたが、アップとかをしていく中でサポーターの応援の熱い後押しがあって自由にできた。先輩たちも声をかけてくれてリラックスして試合に入れた。
自分のプレーはまだまだだし、チャンスも作られた。隙を与えないことがディフェンスとしては大事なことだし、もっと相手が嫌がるプレーをして味方に頼られる選手になりたい。
(次のホーム開幕に向けて)サポーターも増えるし、どんどん自分をアピールしたい。今日よりは緊張しないかもしれないが、適度な緊張感をもって、失点はゼロでチームのために戦いたい。