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2018.06.23

試合

J2第20節 カマタマーレ讃岐戦 監督・選手コメント

2018明治安田生命J2リーグ 第20節
6月23日(土)18:03キックオフ @Pikaraスタジアム 

カマタマーレ讃岐 1-0 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 1-0

73分 佐々木匠(讃岐)

 


◆長澤徹監督
まず岡山からダービーということで、2,600名以上のサポーターの方が集まってくださったが、非常に惨めな思いをさせてしまい、現場を預かる責任者として責任を感じている。申し訳ない気持ちでいっぱい。
ゲームの方は、立ち上がりから少し讃岐に入られたイメージがある。
原因は2つで、1つはトップのところの収まりが入っていたのと、それに便乗してセカンドボールを勢いをもって入られたので、その部分でペースをつかまれていた。もう1つは我々も攻撃を組み立てて前半から決定機は作れたが、少しファイナルサードでのチャレンジが足りないと思っていた。
ファイナルサードでどうしてもボールの最後のロストの仕方が、止まっている味方につけて入れ替わるという形だったので、そこをもう少しランニングをかけたり、出して走っていくなりということをやらないと恐らくディフェンスラインは動かないだろうと、ドリブルを含めてだが、そういうことを含めて後半に入った。
一進一退の中だったが、脅威ということでいうと、最後のファイナルサードのランニングのところで、相手のアタッカーの方が少し上回ったかなと思っている。
ただそれをもってしても、しっかりとチャンスはあった中だったので、勝負という点では今回は負けたが、今選手にも話してきたが、下を向いていても勝点は返ってくるわけではない。すぐに約30分ゲームの東京ヴェルディ戦が来るので、そこでどういう姿を見せられるかというのが我々の理念なので、「子どもたちに夢を!」と言っている分、きらびやかな夢もいいが、こういう時にどういう立ち姿を見せられるかが非常に試されていると思う。しっかりと3日間で立て直し、顔を洗って出直していきたい。

 

◆濱田水輝選手
まずこれだけ多くのサポーターに集まってもらって、結果が出なかったことに対して大変申し訳なく思う。
内容はダービーらしい攻守に激しい試合だったと思うが、それをどっちが仕留めるかというところで、相手が少し上回ったのかなと。それは今の自分たちの実力だと思う。
(失点シーンは)原則としてまずペナルティエリアに進入される前に相手と入れ替わらないということを大前提に、特別すごい個人技があって抜かれたわけでもなく、そこの一瞬緩んだところを入って来られているので、そういうとことをもっと厳しくやっていくしかないし、それに尽きる。細かいどうこうじゃなくて、シンプルに個の責任感と個のところでもっとやらなければならない。一人ひとりは一生懸命にやっているが、自分たちの目標を達成する上では足りていないと思う。
(次の東京ヴェルディ戦は)うまく勢いに乗れるきっかけにしたいと思っているし、約30分という特殊なゲームだが、入りからすべて今日のラスト10分ぐらいの感じのボリュームで、そういう入りが最近できていないので、もっと迫力を持って相手を圧倒するぐらいのがむしゃらさをもう一回出していきたい。

 

◆仲間隼斗選手
本当に悔しいの一言。ダービーということもあったし、最近の自分たちの結果に対しても勝たなければいけない試合だったと思う。
気持ちは前面に出して戦ったつもりだし、そこが結果に繋がらなかったのが本当に残念。
今日は本当にアグレッシブに相手のゴールを脅かそうと思って入って、なかなかゴールを破れずに失点してしまって負けたのは本当に悔しい。
ミスの中でもチャレンジしたミスもあるし、チャレンジしたミスは全然悪いことではないので、そのあとの切り替えができていればミスは問題ないと思っている。
もっと選手間でどんなプレーをするとか絵を描けるようになってくればゴールが増えてくると思うし、そうするとうちの堅守という部分がもっと光ってくるので、そういうところを高めていきたいと思っている。
(次の東京ヴェルディ戦は)残り約30分で試合の流れは変えられると思うし、本当に次に繋がる試合をしっかりしたいと思う。約30分の試合をやったことがないので、自分たちは必死にゴールを決めに行くということだけだと思う。

 

◆伊藤大介選手
勝点3を取れなかったのは、申し訳ないの一言。
最初のチャンスもトラップしていれば決められたので、すごく責任を感じているし、政田でまたトレーニングしてああいうところで決められるよう頑張らなければいけない。
チャンスはあるし、今までも複数得点で勝ってきたチームでもないし、今日もゼロでずっと来ていた試合だったので、ああいうところで一個刺しきれるように、その辺の進め方は悪くないので、セットプレーだったり、勝っていた頃の自分たちの強みをもう一回取り戻せるように頑張りたいと思う。
一つひとつのプレーだったり、勝点3を取ることの復活の狼煙というか、やってきたことを何か変えるということではなく、質を高めたり、精度とかを練習から追及して、ぶれることなく一体感を持ちながら、リーグ戦のちょっと苦しい時期はあるし、あるといっても早くここからみんなが現実から目をそらさずに向かっていけるようにしたい。
監督の言うことも間違っていないと思うし、僕たちは信じてやるのみだと思う。それで最初の方は勝点3を取れていたし、本当にちょっとしたことで気運とかが変わってくると思うので、本当にぶれずにその勝点3を取れるチャンスというのは、そういうシーンで一歩出ることだったり、決めきる、最後守り切るっていうところもそうだが、そういうのを掴めるように一日一日練習からやりこんでいきたい。

 

◆喜山康平選手
絶対勝ちたかった試合だったので、勝点3だけを取りに行った試合だった。
チャンスがあってピンチがある試合だというのはわかっていたし、それを防げずに、こちらは点を決められなかったという試合だった。
讃岐のほかの試合を見ても、なかなか勝ってはいなかったが、勝ってもおかしくない試合はしていたので、後ろとしてはゼロに抑えなければいけなかったと思う。
やっていることを続けていくことだけだと思うし、大きく変えてうまくいくとも思えないので、とにかくやっていることの質を上げていきたい。
長いシーズンなのでこういうなかなか難しい時期というのは、もちろんない方がいいが、あるのがリーグ戦だと思うので、今は踏ん張りどころだと思うし、みんなでこういう時こそ一つになって、次は独特なゲームだが、約30分で逆転して勝てるようにみんな一丸となってやっていきたい。
本当に声援が心強かったし、何とか勝って一緒に喜びたかったが、本当にそれは残念。
次の東京ヴェルディ戦は、約30分で逆転して、ホームだし、勝ってみんなで喜びたい。