2018明治安田生命J2リーグ 第26節
8月22日（水）19:03キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 2-1 徳島ヴォルティス
前半 2-1
後半 0-0
1分 齊藤和樹
28分 岩尾憲（徳島）
38分 仲間隼斗
入場者数：5,034人
◆長澤徹監督
まず平日にも関わらず、5,000人以上のサポーターの方が来てくださって、本当に感謝している。勝利を一緒に味わってもらって家路に帰ってもらえるので、ホッとしている。
ゲームのほうは、現時点で一番力があると徳島のことを見ていて、補強選手が入ってからの戦いなどを全部把握して、今日のゲームに臨んだ。難しいことはなくて、自分たちの形を崩さず、普段通りの動き方と普段通りのプレーで入っていって、先に点がとれたが、失点を食らうまでは少し当然のことかなという部分だが、相手の切り替えがこのリーグで抜群に速く、その一つ目の波をよけてボールを前に送れずにいたら、そのまま連続アタックを食らうような場面があったので、これは少し耐えられないだろうなと思って見ていたら、スローインの形だったと思うが、その通りそこからやられた。そこから我に返って奪ったボールを、まず第一波をどう交わすかという部分で勇気を出して、もちろんリスクのあるボールの動かしだが、そこはしっかりと動かしていった結果が二点目につながった。ハーフタイムで修正する前に本人たちがピッチで気がついて、そういうボールの運びをしていたので、3分の2を過ぎて、それなりにゲームの中でいろいろなことを感じられるようになっているのかなと思っている。
後半も戦い方が決まったが、前半の終了間際もそうだし、後半入ってからもしっかりと刺せるような、刺し合いになったら刺し勝つというメッセージを出していたので、そういう意味ではアグレッシブにいっていたが、それをきっちり刺し切っていればもっと高い上の位置にいるんだろうが、我々は未だ成長中なので、そこまで行ったことはいいが、そこから先というのが本当にサッカーの質が問われる部分なので、それはまたトレーニングで妥協なく追求していきたい。
リーグも残り3分の1になったし、次のゲームが4日後に来るが、今選手にも話したが、本当に問われるゲームになると思う。
水戸との前半戦の結果も含めて、我々は本当にあの試合から顔を洗って出直してくる状況なので、しっかりと本当に謙虚に戦いに臨んでいきたいと思う。
◆齊藤和樹選手
大竹選手がボールを持ったときに、ゴールに向かって走ったらいいボールが出てくると思って、実際にいいボールをくれたので、あとは流しこむだけだった。今日は、相手の嫌なところをどんどんついて、味方もそこにボールを出してくれたので嫌なプレーができたと思う。
今、チームとして奪ったときに前を見ることを意識しているので、それがチャンスに繋がっていると思う。チャンスは作れていたので、自分も含めてしっかり決めきることが大事。
ゴールを開始1分に取ったことはないと思う。でも、常に前を意識したプレーをしたからこそ、決められたと思う。上位にしっかりくらいついていく重要なところにいると思うし、引き分けより勝点3が大きいので、これをしっかり続けていくことが大事。
◆仲間隼斗選手
連勝するとチームの士気がどんどん上がるので、良かった。今日は、相手が嫌がることをやるということで、カウンターが多くなってシュート数も増えた。決めるチャンスはまだまだあった。そこを決めないと最後まで厳しい試合になる。決めきるところを全員が意識できたらよかった。
（ゴールは）大竹選手が素晴しいボールをくれたので、何とかゴールに押し込まないといけない場面で、それが上手くゴールにいってよかった。
同点に追いつかれたシーンは自分のマークを少し離してしまったところでの失点だったので、何としてもゴールを取りたかったので、それは良かったが、ちょっとしたミスをもっとなくしていかないといけない。
夏でも練習量を落とさずに、みんなで必死にやってきて、終盤戦にその力を発揮できればパワーアップしたファジアーノ岡山を見せられると思うので、それがこれからの見せ所かなと思う。
3連勝はなかなかできないことだし、そのチャンスが巡ってきて、ホームだし勝ちたい。
◆大竹洋平選手
勝ててよかった。出たときに結果を残したいと練習してきて、いい準備をしてきたので、そのままそれを試合に出すことができた。早めに先制点を取れたので、それは大きかったし気持ちも楽になった。
（1点目のアシストは）齊藤選手がいいところに走ってくれていて、パスを出したら上手く決めてくれた。チームとして、もっと攻撃の回数を増やせるし、まだまだ改善点がある。（2点目のアシストは）いい形で攻撃に入れて、仲間選手がフリーになっているのが見えたので決めてくれてよかった。
常に準備はしてきたので、こういうプレーを続けてチームが勝てるように頑張っていきたい。僕個人的にはまだ一勝しただけなので、残りの試合でしっかりチームに貢献できるようにがんばっていきたい。
