7月21日19:03キックオフ@シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 1-0 モンテディオ山形
前半 0-0
後半 1-0
74分 仲間隼斗
入場者数 9,728人
◆有馬賢二監督
今日、選手には我慢比べ、我慢強く戦う90分が勝点を取れるか取れないかの分かれ目になると伝えた。
本当に選手たちが90分間、交代の選手も含め、自分たちの力を出して走り切ってくれた。
前半はお互いにがっぷり四つの戦いの中で、隙を作らないように全体をコンパクトに戦って、後半リスタートはチャンスがあるかなと思っていた中で、それでもなかなか点が取れずに我慢しながら、後ろも崩れずにチャンスをものにした部分と、そして最後クローズの部分。交代選手を含めて、今までは最後に出力を出せない部分があったが、代わった選手がしっかりと何をすべきかということを理解して、彼らの成長の中でやってくれたおかげで、最後勝点3をつかんだ。
あとは今週1週間、自分たちがやること、相手がどうこうではなくて、やるべきことをしっかりとまずやったことと、プラス山形のストロング、大きいところをしっかり消すということを理解しながら練習でできたこと、33人のおかげだと思う。
あとは本当に今日も多くの方がスタジアムに来てくれて、この暑い中だったが、今日も選手にパワーをくれたし、スタッフが水を撒いてくれて、芝生を刈ってくれて、いろんな方の協力が今日もあった。まだまだ先は続くので一喜一憂している場合ではないが、一つ目標の6位に入ってきたということは、ここに食らいついて辛抱強く戦っていきたい。
◆椋原健太選手
全員がさぼらず、暑い中で少しの差でうちが集中が増していた、球際戦えていた、そういうほんのちょっとのところで差がついたのかなと思う。
最後の体を張る部分などで、ピンチらしいピンチもなく終えられていて、誰が出ても硬く強固な守備、前から取りに行く守備ができていて、いい形になっているし自信をつけているところだと思うので、すごくいい雰囲気。
今シーズンの前半戦ですごく高い授業料を払って、たくさんの勝点を失ったので、その分やっとこうやって勝ち切ることができているし、失敗が生かされている。ただ一瞬抜くと、J2は僅差なので、すぐに追いつかれてしまうので、そういう部分はこれからも抜かりなく集中してやっていきたい。
(次戦に向けて)ここから上位のチームや名前のある選手、強力な外国人とやっていく。ただこの位置にいて上位対決を迎えるというのは、僕たちにとっては勇気になるし、自信になるし、やってやろうという気持ちが選手みんなにみなぎっている。一試合ずつ、積み上げて、もう一つ順位を上げていきたい。
◆仲間隼斗選手
湿度が高く体力が奪われる消耗戦の試合だった。自分自身は90分間戦えなかったが、DF陣を中心に、集中を切らさず、ゼロで抑えられたことは大きなこと。
前半は相手もすごく前に攻め込んできていたので、なんとか苦しい時間でもゼロで抑えることを優先してやれた。後半は、ずっと引いてばかりでは勝てないので、どこで相手の隙をついていくのかというところで戦えた。
ゴールは、ヨンジェ選手がうまく抜け出て、自分がそこにパスを出せて、それからゴール前に入っていったらヨンジェ選手がいいボールをくれた。コースは狙っていなかったが、とにかく枠にという気持ちがあのゴールになった。とにかく枠を意識してボールをしっかり叩いたので、良いコースに飛んでくれてよかった。(体力的にもきつい時間では?)それが逆に力が抜けていいシュートになったと思う。
2試合連続無失点も初めてだと思うので、チームが一歩一歩成長している証。
次はアウェイで甲府戦だが、6位以内のチームだし、これから上に行くためには、絶対叩いておかないといけないチームなのでアウェイでも勝点3を奪って帰ってきたい。自動昇格を狙える位置にもいるので、そこを見据えて戦っていきたい。