8月25日19:03キックオフ@シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 0-3 FC町田ゼルビア
前半 0-1
後半 0-2
28分 平戸太貴(町田)
67分 森村昂太(町田)
75分 ロメロ フランク(町田)
入場者数 9,354人
◆有馬賢二監督
試合の入りそのものは悪くはなかったが、徐々にセカンドボールを拾えない回数が増えて、チャンスはあったがそこをとり切れなくて、そのセカンドボールを拾う前に全体の距離感が少し広がってしまった。先を急いで幅をとることを急ぎすぎてセカンドボールを拾えなくなった。
その中で一個取られることによって、少し自分たちが慌ててしまったのかなと、そういう部分があった。
後半の入りはさらに自分たちでしっかりといい距離間をもって、セカンドボールを拾って攻撃につなげていくという入り方は悪くはなかったが、そのあと2点目をとられて、全体が少し単調になったり、間延びをしてしまった部分はある。
これはベースのところでもあるので、それだけではないが、もう一回自分たちで見直して次の戦いにつなげていかないといけない。
ベースのところをしっかりと見直す必要はあるかなと思っている。
これだけファン・サポーターが来てくれた中で、こういう負け方をしてしまったので、次のホームではまた皆さんと喜び合えるように、一つひとつ選手と一緒にやっていきたい。
◆田中裕介選手
自分たちのやりたいサッカーが出せなかったので、負けに値するサッカーだったかなと思う。
前半はある程度形になるシーンもあった。失点はしたがそこまで悪くはなかった。
特に後半は、自分たちの裏にボールを蹴ってくるサッカーに対して、僕らが回収とか弾き返せずに相手のフィールドでサッカーをしてしまい、相手のやりたいことをやられてしまった。その中で、集中力含めて連続失点してしまったことが痛かった。守備のところでも1対1もあるが、攻撃に入ったときに相手の逆をとったり裏をかくところをどれだけ出していけるかで崩れると思うが、今日に関して言えば、そういうところは後半特になかったので、チャンスらしいチャンスは作れなかった。ボールの出し手と受け手だけの関係になってしまった。それ以外の複数の選手が絡んで初めて崩れたりギャップができるが、今日に関してはそこに対してからんでいく人数含めて少なかった。
シーズンを通して自分たちのやりたいサッカーが出せなかったときに、マインドを変えるというか、引き出しが一つだとそれが出せなかったときに行き詰まることがあるが、一人ひとりが試合の中で逆手にとって逆のことをしてみようかなどの思い切ったプレーが流れを変えることもあるので、そういうことが必要になってくる。
僕らのベースの部分はできあがっているので、そこをさぼらずにやることは当たり前のこと。勝つには相手も僕らを研究しているので、それ以上のことをやっていかないといけない。
ホームで負けが込んでいるが、これだけのファン・サポーターが来てくれる中でふがいない試合をしているのは自分たちも分かっている。次のアウェイはすぐ来るのでそこで修正して、次のホーム戦でしっかりやれるようにやっていきたい。
◆喜山康平選手
ホームだったし、前節アウェイでいい勝ち方ができたので、その流れを今日の試合でも途絶えさせないゲームにしたかったが、内容も結果も残念な試合になってしまった。
一人ひとりが目の前の相手に負け過ぎていた。空中戦、球際もそうだし、1対1になったときにドリブルで抜けなかったり抜かれてしまったり、そういう部分が特に後半、あまりにも多すぎた。戦術云々ではなく、そういうことがあると試合は難しくなるし、こういう結果になってしまうと、まずは根本的なところとして感じる。
ある程度うまく攻撃できていた部分はあると思うが、後半は単調になってしまって、もったいなかった。裏に蹴りますよとして蹴ると相手もわかるので、変化は必要だった。
得失点差はみんな分かっているし、最後のところで得失点差で泣くこともあるかもしれないし、こだわらないといけないが、まずは勝点を積み上げないと話にはならないので、次立て直して、勝点3を取れるように修正していきたい。
とにかく目の前の試合で勝点3を取っていくしか昇格への道はないので、しっかり修正して、こういう試合の後をみんなでしっかりと反省して臨めるかが大事だと思うので、準備をしたい。