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2019.10.05

試合

J2第35節 東京ヴェルディ戦 監督・選手コメント

10月5日14:03キックオフ@駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
東京ヴェルディ 1-2 ファジアーノ岡山
前半 1-0
後半 0-2

4分 李 栄直(東京V)
50分 仲間隼斗
83分 上田康太

 


◆有馬賢二監督
本当に大きな勝点3を選手と一緒につかめた。ああいう形で最初に失点してしまったが、慌てることなくしっかりと守備を立て直し、その中でボールをつなぎながらチャンスをうまく作った中で、前半で追いつければよかったが、慌てることなくしっかりスペースを見つけて入り込んで、2点取ってひっくり返したことは次につながっていく。
本当にこの暑い中、多くのサポーターの方が後ろから声をかけてくれて、選手たちはゴールに向かえたと思う。この勢いで次の試合に向かいたい。


◆増谷幸祐選手
本当に、本当にチームの全員に感謝しかない。もうそれだけ。取り返さないとという気持ちだった。でも欲を出したらうまくいかない。当たり前のことだが、もう一失点しないようにということは心がけていた。本当に感謝しかない。岡山最高。
相手も早い段階で点を取って、受け身になっていたという感じもあった。しっかり自分たちのボールを保持する時間も増えて、ゴールに向かう形も多くなったので、本当は前半のうちにゴールを取り返したかったが、最後の結果については感謝しかない。
全然体力的には問題なかったが、最後クローズのところまで使ってもらえるぐらいの信頼はまだないと思っているので、その信頼を得られるように練習でもっと頑張りたい。
バックパスは何も意味のないパスで、ただ選手がいた方向に蹴ったというだけのパスだった。チームとしてあの時間帯は前に行かなければいけないという時間帯だったが、判断を誤って後ろに下げてしまったというのがああいう形になったので、次からない様にしなければいけない。今日は本当に感謝しかない。
今はまだチーム内ではお客さんという感じなので、本当に早く輪に入って、自分のプレーでチームが勝てるようにしたい。

 

◆仲間隼斗選手
(ゴールの場面は)相手がつないでくることはわかっていて、あそこで田中選手がいいタイミングで奪ったくれたことに対して、自分たちはいいアクションができた。中野選手のボールを呼び込んだ時点で、キーパーと1対1と分かっていて、軸足が滑るアクシデントはあったが、最後までボールを見て当てることができたのでいいコースに行ってくれた。
自分たちには勝点3がどうしても欲しい中で、ああいう展開になったのは難しかったが、チームひとつになってバランスを崩さずに、失点した時間帯から攻撃をし続けられたことがこういう結果になったと思う。
ここから先、自分たちは勝点3を取らないといけない順位なので、今日に関しては逆転勝ちができてよかった。これから先を見据えた上でも、今日の勝点3は大きなものになると思う。
選手個人個人は成長を求めてシーズン最後までやるつもりでいるので、伸びしろはまだまだある。
自分たちはまだまだチャレンジしないといけない順位にいるので、次また勝点3を取って、いい流れで最後を迎えたいと思う。

 

◆上田康太選手
(ゴールは)ショートカウンターのような形で相手の裏を取れて、前にいたらこぼれてくると思ったので走った。コースやキックはボテボテだったが、何とかみんなの気持ちが乗った感じになってよかった。コースを狙うというよりは、枠の中を狙うイメージで打った。
早い時間に悪い形で失点してしまったが、みんなで後半に1点先に取れたら逆転できると言い合えていたので、実際に前にパワーを使えて早い時間に点を取れたので、絶対に逆転できると信じてプレーしていた。今日は、最後追う立場で体力的にも厳しい時間が続いていたが、応援にも支えられて、だからこそこうやって逆転して、皆さんに喜んでもらえてうれしい。
この先も勝ち続けないといけない立場なので、この1勝を無駄にしないためにも、ここでよかったと落ち着くのではなくて、よりパワーをもっていかないといけない。
焦って2失点目をすることもなかったし、プレーが雑になりすぎてゴールまでなかなか行けない場面もミスはあったが少なかった。シュートで終われることもあったので、そこはよかったし、よりいいゲームをしていける手応えはある。自分たちが今何をすべきか言い合えているので、少しうまくいかなくても軌道修正できるようになってきた。今日も最後まで集中を切らさず、後ろは後半ゼロに抑えて、前はしっかり点を取れて、次につながる。
今日は勝つことができたが、さらに上に追いついて追い越さないといけないので、どの試合も全部勝っていくつもりでやっていきたい。今までやってきたことを苦しいときでも出すことを心掛けているし、苦しい状況だからこそみんなで声を出せるようなっている。あとはもっとやってきたことの精度をより上げて、よりいいゲームができるようにしたい。次の対戦相手の徳島も調子はいいし、自分たちでボールを保持してくるチームなので、難しいゲームになると思うが、今日より僕らは一丸となって走って勝利をものにしたい。