10月4日14:03キックオフ @ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリーホック 0-0 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-0
◆有馬 賢二 監督
まずは5連戦でハードなスケジュールの中、選手が勝点3を取るためにハードワークしてくれたことは、次につながると感じたゲームだった。
前半の、特に飲水タイムのところまでは中を締めるところが緩くて、何回か背後や間を取られかかったが、全員で共有しながら徐々に守備が安定することによって、後半は自分たちがしっかりと相手の背後を取り、相手を押し込みながら、今度は中と外とチャンスを作っていけたことはすごくよかった。もちろんピンチもあったが、このゲーム展開であれば勝点3を取りたいゲームだった。ただ、勝点3を取るためには最後の質、クロスやクロスからのコントロール、シュート、それらの質をさらに上げることでチャンスの回数は増える。
ピンチはあったが、我慢しながら推移していく中で、リスタートを含め1点取れるかどうかが、上にいけるかの際になっていくのかなと思う。一回リフレッシュして、選手と一緒に次に向けてやっていきたい。代わって出た選手も自分の良さを出してくれているし、怪我人が非常に多い中ではあるが、それでも新しいパワーを持った選手が出てきたので、今まで出ている選手と融合しながら、全員でやっていきたい。
なかなかサポーターの皆さんがアウェイの地に来ることはできないが、DAZNなどを通じて全力で戦う姿を見せられたらと思っている。
◆赤嶺 真吾 選手
サイドの深いところを取りつつ、中が空いてきたら中…と、中と外を使いながら相手を動かそうと意図していた。
攻撃の時は自分たちがボールを持っているので、落ち着いて相手の動きを見たり、自分たちの連動性をもっと出すことが重要だと思うし、もっと落ち着いて攻撃を組み立てられたらと思う。シュートまでいけているし、シュートやパスの精度が最近続く課題かなと思っている。
監督やスタッフがコンディションの調整をしてくれるし、自分たちもそれを信じて取り組めているので、試合には100%の状態で臨めていると思う。
まずは連戦が終わって1週間空くので、体と心をリフレッシュするのが大事なこと。また連戦に入るので、しっかりと体調を整えて臨みたい。
◆田中 裕介 選手
前半の立ち上がりは水戸の圧力というか、ホームチームの勢いが少し勝り、そういうところで相手のリズムになってしまったが、徐々にそれに自分たちも慣れてきて、後半は相手陣地での時間が増えたかなと思う。試合を通してピンチもあったが、最後のところで相手にプレッシャーをかけ続けることや、自分たちの良さであるハードワークとか、そういうところは試合を通してある程度できたと思う。
(セットプレーのチャンスは)白井選手がいいボールを上げてくれたし、最近セットプレーの練習も続けていてタイミングも合ってきているので、そういうところはさらに今後、得点という形で残していきたい。
いい守備からいい攻撃にはつながっているので、急に3点、4点取れるチームになれるかというと少し違うと思うが、一個のきっかけで取れるようになる気配もあるので、引き続きいい守備をして前線の選手に気持ちよくゴールを狙ってもらうことをやり続けたい。
昨日の段階で先発に入る感じはあった。気持ちと体の準備期間はもらっていたので、自分の中ではいい形でやれたと思っている。
次はアウェイ2連戦の2戦目で、攻撃力のある相手だが、今日のような戦い方を継続して粘り強く相手のやりたいサッカーを消していきたい。アウェイだがしっかり勝点3を狙うために、また一週間いい準備をしたい。
有馬監督 ハーフタイムコメント
・守備のときに、いくのかセットするのか、全員で意識を共有しよう
・相手のカウンターには注意をしよう
・勇気をもってシュートを打とう