3月7日14:00キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 0-1 ツエーゲン金沢
前半 0-1
後半 0-0
40分 丹羽詩温(金沢)
◆有馬賢二監督
まずは、試合の入りはよかった。自分たちがどうゴールに迫っていくのか、人数を掛けながらゴールに向かえた。そこで一つ取れるようになると、自分たちにとって優位に進められる。
サッカーなのでピンチは必ずあるが、カウンターを受けて人数が足りていた中で最後ボールに行けなかったことは、次回修正が必要。
前半は残り15分からセカンドボールが拾えなくなって、自陣でのプレーが増えてしまった。後半から選手たちは修正してくれてゴールに迫っていく中で、中と外の枚数や立ち位置を変えながらワイドから入っていったが、最後のコンビネーションやパス、フィニッシュの質を上げていくことで取り切れるようになると思う。
自分たちが積み上げてきた大きな部分は出してくれているので、勝ち切るための、取り切るための部分を次節に向けて選手と一緒にやっていきたい。
これだけのサポーターの人たちの応援があった中で選手たちはゴールに向かってくれたが、今度はそれを勝点3に結び付けられるように、皆さんの声援の後押しを受けながら次の相模原戦に向かってやっていきたい。ただ一喜一憂することなく、続けてやっていくことが大事だと思っている。
◆井上黎生人選手
まずは6,000人近いサポーターの方が来てくださって、声出しはできなかったが拍手で迎えてくれてうれしかった。試合中も拍手などが聞こえて僕自身、緊張なく試合の入りからプレーできた。あとは勝ち切るだけだったが、結果がついてこず申し訳ない気持ちでいっぱい。
相手に拾われる時間帯も必ずあるので、試合の中で改善しなければならないし、もっと早く改善しなくてはいけなかった。気が付いたらすぐに改善できるように、ボランチを落とすのか、DFラインを上げるのか、濱田選手やGKと話していきたい。
クロスに対しても2トップが真ん中に残っていて、サイドバックのカバーが行きにくかったことはあるが、失点シーンだけがやられたという場面だったので、まずは続けていきたい。
必ず勝点3を次は取らないといけないし、無失点で終われるように身体を張って頑張りたい。
◆白井永地選手
全体を通して、岡山の時間が長かったが、相手の時間の中で耐えることができず失点してしまったので難しい試合になった。
入りからチームとしてパワーを持って入れたが、失点の時間まではセカンドボールも拾えていた。相手のダブルボランチが自分たちのダブルボランチのところまで押し上げてきていたので、裏のスペースをうちのFWが納めてくれて入れ替わるシーンが多くなった。前半の途中から相手のダブルボランチも前にこないで、センターバックの前でセカンドボールを前向きに拾うようになった。前半の最後から僕らも縦関係になってセカンドボールを拾う回数が増えたことが、後半の展開に繋がった。
自分たちの出したい形を出せたと思うし、その質を僕自身も高めていかないといけない。ただ、入って行く回数がチームとして増えているので、それを継続してやっていきたい。
セットプレーは濱田選手とも試合中に話ながら、精度を上げていけばもっと武器になると思うので、やっていきたい。
必ず次は勝つことだけを求めてやりたいし、チームで強い気持ちをもってやりたい。
有馬賢二監督ハーフタイムコメント
・相手のロングボールに対して、早く戻してセカンドボールを拾っていくこと。
・自陣のゴール前ではしっかり相手についていくこと
・攻撃では孤立させず、サポートをしてやること。