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2021.04.25

試合

J2 第10節 ギラヴァンツ北九州戦 監督・選手コメント

4月25日14:00キックオフ @シティライトスタジアム

ファジアーノ岡山 1-0 ギラヴァンツ北九州
前半 1-0
後半 0-0

25分 木村 太哉


入場者数 3,547人


◆有馬賢二監督
まずは、選手が一つになって熱量を持って戦ってくれた。直近の5試合も全部が悪かったわけではない。最後に点を取るためにはパワーを持ってゴール前に入って行くこと、粘り強く戦うためには隙を作らないことなどのポイントがあった中で、前半、風上でパワーを持って入ってくれた。
(後半の)途中で5バックに変えたが、北九州の幅を使う攻撃を消しながらもべったり守るのではなくて、自分たちの良さであるボールを奪いに行くことは継続していた。追加点を取るチャンスも大いにあった。それが取れると自分たちの幅が出てくるし、より安定して戦えるということが見えた試合だった。
その中で代わって出た選手、立ち位置を変えたときにしっかりと理解をして戦ってくれた選手たちが、自分たちで考えて感じながら、一つの方向を共有しながらパワーをもってプレーしてくれたことが勝点3に繋がった。
ホームでなかなか勝点3を取れずに、サポーターやDAZNを観てくださっている皆さんと喜び会うことができていなかったので、皆さんとホームで喜び合うことができて、ホッとしている。ここからまた積み上げていけるように、選手と次の試合に向かっていきたい。

 

◆木村太哉選手
(ゴールは)逆サイドでうまく崩してくれて、予測でマイナス気味に来るかと思い、それが河野選手の意図と合ったので、自分がゴールに決め切るだけだった。思い切り振り切ろうと思った。とりあえずゴールの枠に入れること、ふかさないように地を這うイメージで蹴った。(ゴール後のスタジアムの拍手は)率直に興奮した。これだけ多くの人の前でゴールを決めることは初めてだったので、自分としてもいい刺激になり、もっとゴールを重ねたいと感じた。開幕当初はゴールパフォーマンスを決めていなかったが、高校や大学時代もゴールパフォーマンスをしていたので、何かしらやりたいと思っていた。背番号の27が手で作りやすかったので、そのままやろうと思った。
今日、前線の二人が収めること、背後に抜け出すことをやってくれていたので、サイドハーフは前向きに受けるシーンが増えた。そこから仕掛けることが僕の特長でもあり、FWがそれを活かすようなプレーをしてくれたので、攻撃の厚みが出たと思う。
僕自身、ラストパスなどまだまだ質を高められるところがあるので、そういうところでアシストとゴールを量産して、それでチームが勝てるように僕自身一皮むけるように頑張りたい。

 

◆徳元悠平選手
苦しい時期の連戦の最後にホームでできるアドバンテージをもらい、ルーキーの選手が点を取って勝つことは僕らにとってもいい刺激になったし、いい3連戦の終わり方ができた。
守備では、我慢強くやればできるということが、金山選手とDFライン中心にやれたことがよかったし、また最少失点のチームになれるように継続していきたい。
セットプレーからしか得点がなく苦しかったが、お互いを信じて、分かり合ってきた中での得点だったのでよかったし、後半も白井選手や上門選手がおもしろいプレーからのシュートもあったので、信頼してやれていることが良い方向に出ている。
応援してくださる人たちがあっての僕ら。僕は自分のためでなく、応援してくださるファン・サポーター、協賛してくださるスポンサー、運営してくださるみんなのためにやろうと決めた一戦だったので、それが実ってよかった。
最後のミーティングでも、有馬監督が「これがベースだ」と言っていた。雰囲気はよかったし、笑顔があると雰囲気が必然的によくなる。みんなで戦った一戦だった。
守備は固く、攻撃はアグレッシブにやっていければ、1点だけでなく2点、3点と得点が取れる試合が増えると思うので、自分たちを信じてやっていきたい。秋田でうまくサッカーができるように、自分たちが落ち着いてやれば結果がついてくる。粘り強くやっていきたい。

有馬賢二監督ハーフタイムコメント

・風下になるけど、プレスに行って自由に蹴らせないこと

・こぼれ球への反応を速くすること

・受け身にならず、もう1点取りに行こう