8月28日19:00キックオフ @ミクニワールドスタジアム北九州
ギラヴァンツ北九州 0-0 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-0
◆有馬賢二監督
しっかり規制をかけ、良い形でボールを奪う意識を持ってゲームに入った。ゲームが進んでいく中で、勇気を持ってスイッチを入れ、特に前半の途中からは相手を自陣のボックス付近に入れさせない守備から、何度か相手ゴールに迫るチャンスがあった。クロスもあげることはできていたが、最後の精度やクロスの質、中の選手もフリーになっている場面もあったが動き直しの必要な場面もあり、そこが合ってくれば取り切れたところはあった。
選手は全力でゴールに迫るプレーをしてくれているが、勝点1を勝点3にするためには、やはりもうひとつ質を上げていかないといけないし、それを全員でやっていく必要がある。
ただ、ここ4試合は失点1で、サッカーなので押し込まれる時間帯もあるしピンチもあるが、全員でしっかり規制をかけ、そこは自分たちが積み上げてきた良い部分なので、そこからさらにゴールを取れるようになっていけば、勝点が積みあがっていくことが見えたゲームだった。
緊急事態宣言でサポーターの方が北九州まで来ることはできなかったので、DAZNで見てくださっているサポーターの方に勝点3を届けたかった。
次はホームで愛媛と対戦するので、勝点3を届けられるよう、また選手たちとやっていきたい。
◆河野諒祐選手
前半の立ち上がりはボールを握られる時間帯もあったが我慢して、後半は自分たちが押し込む形となったが、最後の精度が足りず1点が取れなかった。
自分のクロスの精度も良くなくて合わせられなかったことも多かったので、反省している。
チーム、個人ともにしっかり課題と向き合って、この引き分けを次につなげて、ホームではしっかり勝点3を取れるようにしたい。
◆上門知樹選手
(後半24分のシュートシーンは)木村選手がしっかり僕を見て優しい横パスをくれたので、後は決めるだけだったが、そこを決めきれないとやはりチームは勝てないので、今日の引き分けには責任を感じている。本当にあのシーンに尽きる。左右にコースがなく、あまり考える時間もなかったが、「ミートして強いシュートを」というイメージで打ったが、キーパーの正面に行ってしまったので、自分の力不足を感じた。「あそこを決めていれば」と誰もが思うが、決めきる選手にならないといけないし、そこを徹底的にやっていかないとチームを勝たせられる選手にはなれないと感じている。
デューク選手が最前線にいて、体が大きくキープもできるし、スカウティングで相手のセンターバックのこともわかっていたので、デューク選手に当てて入っていくイメージは持ってやっていた。攻撃の形は良いシーンもあり、後は決めきるだけという後半だったので、勝ってもおかしくない試合で引き分けに終わり、自分の責任だと思っている。
デューク選手が入ってチームとしてやるべきことがはっきりして、今月負けていないというのは良いことだと思うが、勝点を取れる試合はあったし、逆に勝点を落としてしまう恐れもあったと思うので、まだまだチームとしてやるべきことはたくさんある。そこをもっと突き詰めて、まずは一桁順位に入っていけるようにやっていきたい。
有馬賢二監督 ハーフタイムコメント
・競った後のこぼれ球に注意しよう
・丁寧にサイドを崩していこう