2月27日14:00キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 1-1 徳島ヴォルティス
前半 1-1
後半 0-0
3分 チアゴ アウベス
41分 藤尾翔太(徳島)
入場者数:5,804人
■木山隆之監督
ホーム2連戦で1戦目を勝てたので、今日も勝ちたいと強く思って試合に臨んだ。
自分たちの狙っていたプレスから最初のチャンスでゴールを取れて、幸先良いスタートを切れた。
当然、徳島のポゼッションのうまさは理解をしていたし、ボールを持たれる時間も少し長かったが、耐えながら、少し自分たちの変化も出しながらやっていった。
2点目も取れるチャンスが来て、あそこはターニングポイントだった。そうはいってもそれが試合で、リードして前半を終えたかったが、相手のいい攻撃で1点を返されて折り返した。
後半、こういう試合を取りに行くためにもう一歩強く前に出ようと選手たちに伝えて、攻守でやってくれた。
相手にも我々にもチャンスがあったが、どちらにもゴールが生まれなかった。両チームともに持ち味、チームのスタンスは出せていた試合で、何とか勝ちたかった。
次に頭を切り替えてやっていく。
■ミッチェル デューク選手
今シーズンの始動からチームにいることができず、準備に時間がかかり、今日が今シーズン最初のスタメンでの出場となった。スタメンで出ることで試合勘を取り戻せたことは良かった。今回が過去2カ月間で初めて60分間プレーをしたので、コンディションはもう少し上げていかないといけない。良くはなってきているが、残念ながら今日はチームに貢献できなかった。
PKは、自信はあった。たいていGKは左右どちらかに動くので、今日は真ん中に蹴ろうと、蹴る前から決めていたがその判断が間違っていた。1点目をいい形で決めた後に2点目を決められなかったことに、フラストレーションを感じている。チアゴ選手と話をして、PKを蹴りたいことを伝えた。チアゴ選手も蹴りたかったはずだが、自分の今シーズン初ゴールを決めたいと言って譲ってもらった。次のPKは譲りたい。
昨シーズンの終盤から負けがほとんどない中で、その強さを続けてこられている。今いる選手であればJ1に行けると信じているが、今日に関してはポゼッションもなかなか上がらず、ボールを持つ状況をもっと作らないとJ1に上がることは難しい。もちろん毎日良くなっている。スタメンの多くの選手は新加入選手で、僕自身もプレシーズンを一緒に過ごせていない。チームも始まったばかりで日々良くなってきているので、さらに良くなる余地はある。
■柳育崇選手
失点は、自分の背中のところを相手のFWが常に狙っていた。あの場面でもうまく相手に触られてしまい、責任を感じている。どう守っていくかは今後の課題になるので、下を向かずに次に活かしていきたい。河野選手とも試合中に話をしていたが、失点は僕がもう少しタイトにマークを見たかった。
前から行く以上、リスクもあるが、後ろがしっかり踏ん張ることで自分たちの良さを出していける。だからこそ、あそこをしっかり守りたい。
最後の攻撃のチャンスもゴールを取りたかった。こういうチャンスを個人的にも決め切っていくことで、J1昇格に近づいていける。チームとしても、最後のワンプレーまで諦めずに勝ちにいく姿勢を今後も持ち続けることが大事。落ち込み過ぎず、J1昇格という目的を忘れずにみんなでやっていきたい。
キャプテンマークを巻くと、自分としても感情のテンションが1段上がる。チームのために頑張ろうと、より思うし、キャプテンマークを巻かせてもらう以上、しっかりピッチでチームを盛り上げる責任がある。それはどんな相手でも、どんな試合でもやり続けたい。
次の栃木は、個人的に思い入れのあるチーム。だからこそ、勝ちにいく姿勢を見せたい。
木山隆之監督 ハーフタイムコメント
・セカンドボールの戦いで負けないこと。
・奪ったあとのボールをしっかりつなぐこと。
・こういう状況を乗り越えないと上には行けない。次の1点を取ってみんなで勝ちに行こう。