4月3日14:00キックオフ @NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形 0-1 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-1
90+2分 木村太哉
■木山隆之監督
連戦最後の試合で、4試合勝てていない中で、何とか勝ちたいという思いを持って臨んだ。90分を通して勝ちたいと思い、コンディションの状況などをみてメンバーを選んだ。
試合は、前半、山形に退場者が出て早い時間で一人多くなった中で、一人少なくなっても山形のポジショニングなどで困らせられることが多く、前半のうちに変えたいと思っていたが、我々もメンバーを少し入れ替えていたので思い切って前半のうちに変えられず、後半勝負にしようと思った。
後半は少し形を変えた。本当はもっとこうしたいと思うことはあるが、少し体の重い選手もいたし、割り切ってサイドからクロスを入れて、何とかパワーを使って…と考えていた。最終的にシュートが入って、試合をものにできたことは良かった。
選手たちにも言ったが、我々はまだまだ赤ちゃんのようなチームで、課題もたくさんある。本当に目指す場所があるので、どんどん成長していかないといけない。今日勝ったことを一つモチベーションにして、しっかり練習をして次の試合に臨みたい。
■木村太哉選手
本山選手のロングスローや前で逸らしてくれた選手がいたので、押し込むだけだった。自分自身、「来い!」と呼びこんでいたので念が通じたと思う。前節、前々節とシュートチャンスがある中で、決めきれなかったことは課題だった。決めきらないとチームを勝たせられないと思っていたので、自分のゴールでチームの勝点3につながったことは良かった。
ヘディングは好きで、あの場面を足で行かずに頭で行くのが僕らしいというか、頭の方が正確だと思ったので体を投げ出して頭でいった。
J1昇格という目標がある中で、最近勝点3を積み上げられていなかった。これをきっかけに上位に浮上したいし、連勝しないと意味がないので、次の試合も全員で一丸となって勝点3をとりたい。ゴール、アシストでチームに貢献したいし、今日のようにゴールで勝点3を積み上げれられたら一番良い。自分が決められなくても、それにつながるようなプレーを積極的にしていきたい。
■本山遥選手
相手は10人になってからやることをはっきりさせてきて、自分たちは守備の行き方をチームとしてはっきりできずに、相手のストロングの選手に起点を作られて前進させられるシーンを作ってしまった。後半はデューク選手が入ってフォーメーションが少し変わり、守備の行き方がはっきりして相手陣地でプレーすることが増えて、うまくできた。
相手の右サイドハーフの選手がストロングとわかっていたので、カバーリングを意識していて、そこをやらせないことは1試合を通じてできたと思う。ただ相手が10人になったので、もっとプレスをはめたり前線の動かし方、チームとしての行き方をはっきりさせることを自分がコミュニケーションをとってやれたらよかった。
今日はこのチームで勝つか勝たないかが僕の中では一番大事だったので、最後に木村選手が決めてくれて勝てて良かった。高校時代、同学年・同ポジションでロングスローのすごい選手が2人いて、自分もできるようになりたいと思って努力をして、自分の特長にできた。
4試合勝てずに苦しく、個人的にも絶対勝とうと思って臨んだので、勝てたことはプラスに捉えたいが、次の琉球戦に勝って連勝しないと上には上がっていけない。横浜FCがトップで走り続けているからこそ、自分たちは切り替えて上に上がっていくために勝ち続けるしかない。
木山監督 ハーフタイムコメント
・やるべきことをしっかりやろう
・それぞれが役割を果たして、絶対勝って帰ろう