• 株式会社グロップ
  • 株式会社アン・ドゥー
  • オカネツ工業株式会社
  • おかやま信用金庫
  • 山陽新聞社
  • 備商株式会社
  • 株式会社ウィンスポーツ(PENALTY/ペナルティ)
  • facebookアイコン
  • googlePlusアイコン
  • lineで送るアイコン
  • はてぶアイコン

2017.04.21

お知らせ

ファジアーノ岡山 2016年度 経営状況について

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、平成29年4月21日に定時株主総会を開催し、第11期(平成28年2月1日から平成29年1月31日まで)の事業報告、決算書類報告を行い、承認されましたので、お知らせするとともに、ファジアーノ岡山の経営状況についてご報告いたします。

 

1. 経営数値に関する分析

2016年度に関しましては、営業収入は12億7100万円(昨年対比約8%増)となりました。営業費用は、選手強化費の増額等に伴い、12億6100万円(昨年対比約7%増)となりました。その結果、営業利益として900万円、当期純利益として700万円を計上しました。クラブ決算としては5年連続の黒字決算となることで、繰越欠損金が解消されることとなりました。

2016年度は、期中においては非常に厳しい収支予想でした。クラブとして緊縮財政策をとり、夏場以降の支出をできる限り抑制しましたが、結果的には、状況を心配してくださった既存スポンサーからの増額や、新スポンサー契約の締結、また好調な入場料収入に支えられました。特にホーム最終戦の入場料収入が非常に大きく、プレーオフ進出での臨時収入と合わせ、皆さまに助けていただいた決算となりました。ここに、心よりの感謝を申し上げます。

 

2. 次期の見通し

今期に関しては、Jリーグからの配分金増額に伴い、昨年を上回る収入になる見込みです。他方、2017年からJ1とJ2の配分金の差が更に開くこととなり、また、2018年からは降格救済金制度も適用されることとなりました。要は、「J1に昇格する」事が数字上は年々難しくなります。1年でも早くJ1カテゴリーで戦うことが収入基盤の観点から求められますし、皆さまより頂戴した収入を効率よくチーム強化に回したいと考えています。

同時に、長期的なチーム強化の観点からは、自前のアカデミーレベル、ひいては域内のサッカーレベルの向上が必須とクラブは考えています。クラブとして今年できることは何か、短期的な投資と中長期的な投資のバランスを見極め、判断していくつもりです。

 

3. 皆さまへのお願い

このところ毎年書かせていただいておりますが、現在最も大きな収入はスポンサー収入であり、拠出くださいます各企業の皆さまには、大変感謝しております。実際には、J2クラブへの協賛に広告価値はほとんど見出しづらく、「岡山のクラブを何とか育てよう」とのご厚意に甘えているのが実情です。少しでもこのご恩に報いるため、クラブとしても勝利に向け、そしてファンサービスや地域活動に全力で努力いたしますが、ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、可能な範囲で結構ですので、ファジアーノ岡山のスポンサー・パートナー企業の商品を購入したり、ご利用したりしてくださいますと幸いでございます。多くの方たちと、「ファジアーノファミリー」として、共に繁栄していくことができれば誠に嬉しく存じます。

また現時点におきましては、厳しい結果が続いているにも関わらず、チームを信じてスタジアムに足を運んでくださっていることに対し、心より御礼を申し上げます。昨年、平均1万人を初めて達成させていただけたのも、ひとえにファン・サポーターの皆さまの力のおかげでした。ある時には大切なご友人に声をかけてくださり、ある時は苦しい状況においても皆さまが足を運び続けくださった結果が、今につながっております。ファジアーノ岡山というクラブは、そのような皆さまの情熱により支えられてまいりました。今シーズンも、最後の最後まで、クラブ一丸となって走りきる所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

このページの先頭へ